週刊 がんと闘う家族のメルマガ 「鼻呼吸で免疫力アップしよう」 (2020-08-04)

今回のテーマは「鼻呼吸で免疫力アップしよう!」

新型コロナウイルスが世界中で猛威をふるい続けています。

1)マスクをする、

2)手洗いうがいを徹底する、

3)密集・密閉・密接の「三密」を避ける、

といった、感染させない、もらわない、

ウイルスを自分の体に入ってこさせないための

「予防」をしっかりおこなうことが最優先事項。

そしてもしウイルスが入ってこようとしたときに

それに対抗する力=免疫力をアップする習慣が大切なのはいうまでもありません。

よく「免疫力アップにいい食べ物はこれ」とか

「睡眠の質を上げよう」、などと言われますが、もうひとつ、私たちがふだんさほど意識せず行っている「呼吸」も免疫力アップのカギを握っているのをご存知でしょうか。

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☆「鼻呼吸で免疫力アップ!」
☆ 編集後記

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今、あなたの口は閉じられていますか?

それとも半開きでしょうか?

この質問に、ハッと口を閉じられた方もいらっしゃるかもしれませんね。

では、軽く口を閉じ、

ゆっくりと鼻から息を吸ってみてください。

鼻から吸って1,2,3,4とゆっくり4カウント。

次に、1,2,3,4,5,6,7,8と

8カウントで息を吐きます。

6,7,8……のあたりで吐く息が細くなってきますが、

息を止めてしまわずゆったりした気持ちで吐ききります。

そのあとまた4カウントで鼻から吸い、8カウントで吐く。

肩を上下させたり、思い切り行うのではなく、

平常心でゆったりと、お坊さんになったような気持ちで。

これを3回くらい、

一日のうちで、気づいたときに、行ってみてください。

その都度少し、体が温まるのを感じることができるかと思います。

ポイントは、鼻から吸うこと。

吐くときは鼻でも口でもどちらでもOK。

ではなぜ、息を吸うのは口ではなく

「鼻呼吸」がいいとされているのでしょうか。

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息を口で吸うと、外の乾燥した空気が口から入ってのどを通り、

直接、肺の中へと送り込まれますよね。

ふだん自浄作用の役目をしてくれている唾液も、

口呼吸が習慣になっていると乾燥しがちになり、

口の中の細菌が活発になってしまうことで、

歯周病のリスクも増大するんです。

つまり、免疫力が下がってしまうといえます。


その点、鼻で息を吸うと、鼻腔は鼻毛や粘液がフィルターの

役目を果たしてくれる上、

乾燥した空気に湿度を与え、肺へと送り込んでくれます。

口が閉じられているので、唾液の分泌を正常にしてくれます。


文献によると、鼻呼吸と口呼吸の呼気の温度は、

喉の奥では3度も違い、腺毛の動き、上皮の乾燥、白血球の動きにさえ

影響してくるということなのです。

さらには、鼻呼吸は深くゆっくりした呼吸、

口呼吸は浅くて速い呼吸であることがわかっています。

深くゆっくりした呼吸は、副交感神経を優位にし、

体をリラックスさせます。

免疫に直接関係している自律神経は、

自分でコントロールできないものですが、

唯一、呼吸ならば自分で意識的に行うことができますよね。

気づいたら口で呼吸している、という方はとくに、

意識的な鼻呼吸を心がけてみてください。

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* 編集後記  *

延期になってしまったオリンピックですが、

アスリートの皆さんの「脱毛事情」について、ちょっと気になる方も

少なくないと思います。水泳や体操の選手などは、

世界的にはもう処理するのがスタンダードのようになっていますよね。

すね毛、胸毛、わき毛……と、女性だけでなく男性も、

どんどん脱毛の方向へ時代は動いているようです。

個人的には、お相撲さんで背中全体にまで毛が生えていると

あったかくて強そうで、人柄は穏やかそうで、応援したくなります。

「ツルツルだけが正しい」、「髪の毛以外はムダ毛」、

というような風潮はまったくもっていかがなものかと思います。


今回のテーマでは、大事な役割をしている「鼻毛」。

鼻毛は、肺や気管支に入るウイルスや細菌などの物質の数を、

最初に減らしてくれるフィルターなので、決して「ムダ毛」ではありません。

いわば鼻の中のマスクの役目。

こと鼻毛に関しては、小鼻の中を奥まで脱毛してしまうことのないように、

はみ出ているところ、見えているところだけ、

きれいにカットするに留めたほうがいいようです。

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