食べて温活！身体を温める食事方法
身体を温めるにはどんな食材を食べるかも重要ですが、どのように食べるかも重要です。食事の方法次第で身体を冷やすこともありますので注意が必要です。こちらでは身体を温め、冷えを解消するおすすめの食事方法をご紹介します。
身体を温める食事の工夫ポイント
食事の前に白湯を飲む
食事の前に白湯を飲むことで、胃腸の働きが活発になって消化吸収が進み、身体を温めることにつながります。白湯は味がない分、どんな料理にも合うのでおすすめです。
温かい料理を食べる
身体の内側から冷えるのを防ぐためには、温かいものを食べることが大切です。冷蔵庫から出したものはなるべく常温に戻すか、加熱してから食べましょう。体温よりも温かい飲食物を口にすると、身体の中から温まります。野菜は生で食べるよりも焼く、煮るなど過熱して食べるのがおすすめです。
よく噛んで食べる
冷えを解消するためには、食べ物をよく噛むことも大切。しっかり咀嚼された食べ物は分解・吸収されやすく、熱の生産量がアップします。また、顎をしっかり使うことによっても熱が生み出されます。一口食べるごとに30回噛むよう意識してみましょう。
煮物は汁ごと食べる
煮物は、煮汁も残さずに食べましょう。身体を温めて代謝を促すビタミンやミネラルは、調理で煮汁に溶け出すことが多いためです。ただし、塩分のとり過ぎは冷えの原因となるため、煮汁ごと食べられるように塩加減を調整しましょう。
年齢に応じて食事の質と量を調整する
内臓の機能は年齢とともに衰えていきます。冷えを防ぐためには内臓に負担をかけない食事を心がけることが大切です。健康維持のために理想的な食事の量は、年齢によって変わります。年齢に合わせて食事の質や量を調整しましょう。
とろみをつけて保温性を高める
食事にとろみをつけると保温性がアップし、冷めにくくなります。片栗粉や葛粉を上手に活用するとよいでしょう。とろみをつけると味がはっきり感じられるため、塩分控えめでも美味しく食べられるメリットもあります。
身体を温める薬味・香辛料を加える
身体を温める性質がある薬味・香辛料をいつもの食事にプラスするとよいでしょう。薬味に使用されるニンニクや生妻、唐辛子、カレー粉、シナモンなどの香辛料には身体を温める働きが期待できます。上手に取り入れましょう。
身体を温める調理方法や食べ方を工夫しましょう
身体を温めるおすすめの食事方法についてご紹介しました。素材が身体を冷やすものであっても、調理法や食べ方によって身体を温める性質に変えることは可能です。身体を冷やさないよう注意しながら食事を楽しみましょう。