身体を冷やす食べ物&温める食べ物

冷え性の対策には何が必要だと思いますか?意外に思われるかもしれませんが、食生活の見直しが重要です。身体を冷やす食べ物を避け、温める食べ物を積極的に食べるようにしましょう。こちらでは、身体を冷やす食べ物と温める食べ物についてまとめています。食事の工夫はあまり費用をかけなくても取り入れやすいので、これからお伝えする内容が、身体を温める習慣のヒントになれば幸いです。

冷えが気になる方は避けるべき!身体を冷やす食べ物

盛られた野菜

身体を冷やす食べ物

キャベツ、レタス、きゅうり、なす、トマト、メロン、スイカ、梨、バナナ、オレンジ、パイナップル、洋菓子、白砂糖、白米、白パン、魚、肉の脂身、マヨネーズ、もやしなど。

夏野菜のトマト、なす、スイカは身体を冷やす代表的な食べ物です。バナナやオレンジ、パイナップルなど暖色系の果物は、温かい地域で育つため、身体を冷やすと言われています。

また、北海道で育つビートで作る砂糖は体を温めますが、暑い地域で育つサトウキビから作られる砂糖は身体を冷やします。特に精製されている白砂糖は冷え性の方にとってNGな食べ物です。

身体を冷やす飲み物

ビール、コーヒー、牛乳、豆乳、緑茶、白ワインなど。

寒い時期でも飲むことの多いコーヒーや緑茶、身体を温めると思いきや、冷やしてしまうNGな飲み物です。いずれも原料は、暑い地域で栽培されているからです。

冷え性の対策には毎日の食事がとても大事です。冷えにお悩みの方は、身体を冷やすNGの食べ物を知っておきましょう。

冷え性の方に食べてほしい!身体を温める食べ物

生姜とドリンク

身体を温める食べ物

にんじん、じゃがいも、さつまいも、ごぼう、たまねぎ、ねぎ、かぼちゃ、れんこん、生姜、ニンニク、赤唐辛子、りんご、柿、赤身肉、魚介、納豆、チーズ、漬物、塩、醤油など。

にんじんやごぼう、たまねぎなどの根菜類は、地面下で育つため身体を温めてくれる代表的な野菜です。また、納豆、チーズ、漬物などの発酵食品は、腸内環境の改善サポートをしてくれます。

血の巡りを良くして身体を温めるので、冷え性の方は積極的に食事に取り入れることをおすすめします。特に納豆は発酵食品としての働きだけでなく、タンパク質を摂取できるので熱を効率よく作り出す助けになります。

身体を温める飲み物

ココア、甘酒、みそ汁、生姜ドリンクなど。

飲み物は全てホットがおすすめです。ココアにはテオブロミンという成分が含まれていて、血の巡りを良くする働きが期待されています。甘酒はお米を発酵させた飲み物で身体を温める作用が期待できます。生姜にはショウガオールという辛み成分が含まれていて、身体をポカポカさせてくれます。

食事の工夫はあまり費用をかけなくても取り入れやすいので、身体を温めてくれる食べ物を積極的に取り入れて、冷え性の緩和を心がけましょう。

食べ物・飲み物に気をつけて身体の中から冷えを追い出す

冷え性は食習慣によって引き起こされやすいので、取り入れる食事や飲み物の選び方を工夫することで緩和が期待できます。もちろん、食生活だけでなく睡眠や運動といった生活習慣も見直すことも大切です。

身体の冷えにお悩みなら、身体の中と外の両方から温める習慣を身につけることをおすすめします。