リラックスを妨げる冷え性のリスク

女性の多くが感じている冷え。リラックスしたいのに手足が冷えてくると、ついイライラしてしまいませんか?たかが冷えとはいえ放置していると、健康被害につながる可能性があります。こちらでは、冷え性を放置するリスクと対策方法をご紹介します。

冷え性を放置するリスクとは

顔を抑える女性

「冷えは万病のもと」という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか?冷え性を放置すると、あらゆる身体の不調へとつながります。

冷え性を放置すると引き起こされる不調

  • 抜け毛や白髪
  • くすみやたるみなどの肌トラブル
  • 肩こりと腰痛
  • めまいもしくは耳鳴り
  • 月経不順
  • 便秘または下痢
  • ほてり
  • イライラなど不安感

上に挙げたのは、ほんの一部にすぎません。身体が冷えた状態を放置していると、リラックスタイムはおろか、生活に支障が出ますので対策することが大切です。

病気が隠れている場合もある

冷え性と共に現れる不調 病気
貧血 子宮内膜症・骨盤内癒着
ほてり 赤面症
多汗 皮膚病
しびれ 整形系の病気
変色 膠原病

他にも、片側だけが冷える場合や特定の部分が冷える場合も要注意です。心当たりがある方は、かかりつけの医師に相談しましょう。

冷えは血の巡りが悪くなることで起こります。血液が全身にスムーズに行き届かないと内臓機能や免疫力が低下し、全身の不調を引き起こす可能性も高くなります。大きな病気につながりかねないことも覚えておきましょう。

冷え性の対策方法

チェック項目

自分が冷え性かどうかわからないという方は、冷えを引き起こしやすい環境にいないかをチェックしてください。次の項目にどれほど当てはまっていますか?

冷え性セルフチェック

  • 平熱が36度以下
  • 眠りにつくのが悪い
  • やる気が起きないorだるい
  • 月経痛がひどい
  • 上半身ばかり暑いorほてる
  • 理由もなく不安になったり憂鬱になる
  • 運動不足ぎみ

上にあげた項目は身体が冷えているサインです。該当する項目がある方は、冷え性の対策をしましょう。

身体を内側から温めるために血の巡りを良くする食べ物、例えば発酵食品やビタミン・ミネラルの豊富な野菜を積極的に食べてください。お風呂は40度前後のお湯にゆっくり浸かりましょう。そして、十分に睡眠をとり運動を行います。

筋肉量のアップも対策になる

筋肉量をアップさせれば、熱を作り出しやすくなります。できれば1日に30分以上のウォーキングを行ってください。下半身の筋肉をほぐすストレッチもおすすめです。

時間がない方の対策

仕事中にも冷えの対策にできることがあります。特にデスクワークの方は長時間同じ姿勢を続けると、筋肉が硬直して血の巡りが悪くなります。そのため、できる範囲で定期的に足腰を伸ばしたり歩いたりしましょう。

隙間時間は少しでも身体を動かすようにすれば、血の巡りが良くなり身体が温められます。外の気温が低い時期には暖房器具を利用して、下半身を中心に温めることも大切です。

身体の冷えは放置しないで対策を!

冷え性を放置するリスクと対策方法をお伝えいたしました。身体の冷えを放置していると、不調につながってしまいます。冷え対策には様々な方法がありますので、ご自身に合った方法で取り組むことをおすすめします。